岩手で獲れるホタテは大きさや貝柱の割合・鮮度などが非常に優れています。その質の良さから、岩手のホタテは浜値日本一を誇っているのです。そんなホタテですが、生態や養殖時の育て方などはあまり知られていません。こちらでは、耳吊りと呼ばれる養殖作業をはじめ、ホタテについて様々な面から解説します。
最初にご紹介するのはホタテの養殖作業である「耳吊り」です。耳吊りとはホタテの耳と呼ばれる部分に穴を開け、吊るして育てる養殖方法をいいます。
耳吊りの手順は、大きく分けて以下の2つです。
耳吊り方式で育てたホタテは、天然で育ったホタテや海で養殖されたホタテと違って砂をかむことがありません。そのため身が柔らかくなりやすい点が特徴です。
続いてはホタテの生態についてご紹介します。
ホタテは暑さに弱く、冷たい海を好みます。海水温でいうと20度以下のところに生息し、日本のホタテのほとんどは北海道・青森県・岩手県・宮城県など北日本で生産されたものです。
ホタテは生まれてからしばらくの間はすべてがオスなのですが、しばらくしてから約半数が性転換しメスとなります。ただし一般的なホタテは雌雄同体であり、雌雄異体である日本のホタテは少し珍しいです。オスは白・メスは赤のため見た目で簡単にわかります。
ホタテの殻は実は上下ではなく左右で分けられます。表側が左・裏側が右の殻です。貝柱は殻を開閉するための筋肉であり、天敵から逃げるときにこの筋肉を使って殻を素早く開閉します。
続いては、ホタテの養殖における育て方を解説します。
「垂下式」とは貝殻の耳に穴を開けて、ロープなどで吊るす方法です。先ほど紹介したような耳吊り方式は垂下式に当てはまります。ある程度育った稚貝の耳に穴を開けて糸を通し、ロープに通したうえで複数のホタテを一気に海に吊るします。
また、カゴに入れて海に吊るす方法も垂下式の一種です。垂下式で養殖されたホタテは、1~2年ほどかけて成長します。
ホタテの養殖には先ほど紹介した耳吊り方式のほかに「地撒き式」と呼ばれる方法があります。地撒き式は1年ほど育てたホタテを海に放して2~4年間海で成長させる育て方です。北海道などオホーツク海に面している場所で行われる養殖方法です。
海底ということで、ホタテはほぼ天然の環境で育ちます。海を伸び伸びと泳ぐことができるため、その分身が大きくなりやすい点が特徴です。
ホタテの養殖が盛んになり始めた頃は、ホタテの貝殻をどのように廃棄するかが問題になりました。ホタテの貝殻が山のように積み重なることすらありましたが、現在では様々な用途に使用されています。ホタテの貝殻の主な使用用途は以下のとおりです。
株式会社隆勝丸は岩手県宮古市所在の会社であり、ホタテをはじめとした新鮮な海産物を通販で直送しています。当社で扱うホタテは、岩手県宮古市の日出島地域の海で育ったものです。常に新鮮な海水が流れており、プランクトンが発生しやすいため、美味しいホタテが育ちます。
「ホタテで、世の中を幸せで満たす」を理念に、皆様に美味しい海産物を届けられるよう事業を展開しているのが株式会社隆勝丸です。ぜひ一度公式サイトをご覧ください。
こちらでは、ホタテの生態や養殖方法・ホタテの貝殻はどう使われているのかなどをご紹介してきました。ホタテの生態について知ると、より美味しく食べられます。ホタテについていろいろ知って、ぜひ美味しいホタテをご賞味ください。
株式会社隆勝丸では、岩手の日出島地域から鮮度抜群のホタテを産地直送でお届けします。耳吊り方式で育てたホタテは、貝柱が厚く甘みの強いプリっとした食感です。耳吊り方式は砂が入りにくいため、砂抜きの手間がかからず食べやすいのも魅力。ご家庭やバーベキュー、贈り物にもぜひご利用ください。
会社名 / ショップ名 / 販売業者 | 株式会社隆勝丸 |
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代表 / 販売責任者 | 平子 昌彦 |
住所 | 〒027-0096 岩手県宮古市崎鍬ヶ崎15-5-1 |
TEL | 0193-65-7910 |
FAX | 0193-65-7910 |
メールアドレス | info@ryushomaru.co.jp |
ホームページURL | https://www.ryushomaru.co.jp |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 土・日曜日、祝日 |
駐車場 | 事務所有り(4台)、日出島漁港 |
取扱商品 | ホタテ、ホヤ、アワビ、ウニ |