賞味期限がギリギリ

賞味期限を大幅に超過してしまうと腐るというのはわかると思います。しかし、賞味期限内であっても期限がギリギリという場合は腐る可能性があるのです。

ホタテは生物なので鮮度が非常に大切です。賞味期限ギリギリのものは、収穫されてから時間が経過していることになりますから、当然ですが傷みやすいのです。そのため、ホタテはなるべく早く食べてしまうことが大切です。

常温で放置した

ホタテは原則として冷蔵保存、冷凍保存するのが一般的です。常温で放置してしまうとすぐに傷んでしまうので気をつけてください。ホタテはそもそも温度が低い海の中に生息している生き物です。直射日光が当たる温度が高くなりやすい場所においておくと、すぐに傷んでしまうので注意してください。料理で使うつもりでも今すぐに使わないのであれば、一度冷蔵庫で保存しておくようにしてください。

魚市場などで卸売りされているホタテを見ると、温度が上昇しないように工夫がしてあると思います。このようにホタテを外で保管する際には、絶対に温度が上昇しないようにしてあげなくてはいけないのです。

ちなみにホタテが腐っているかどうかを見極める方法の１つに貝が開かないというものがあります。ホタテは死んでいると貝を開くことができません。そのため、ホタテを焼いたり煮込んだりして調理している中で、貝が開かないものがあったら腐っている可能性があるので注意してください。

また、腐っているホタテからは白く濁った水が出てきます。他の食材とは違い、ホタテそのものにカビが生えたり変色したりすることはあまりないので、これらの現象が起こったらホタテが腐っていると判断するようにしてください。腐っている食材特有の腐敗臭がする場合も注意が必要です。

最後にホタテが腐らないようにする方法を2つ紹介します。

冷蔵、冷凍保存する

ホタテをすぐに消費しないという場合は、早めに冷蔵、冷凍保存をしてください。数日であれば外で保存しておいても問題ないと思うかもしれません。しかし、生のホタテは冷蔵保存をしたとしても賞味期限が2日〜3日おとされています。そのため、常温で少しの時間放置しているだけで腐ってしまう可能性が大いにあるのです。

それを防ぐためには購入したらすぐに冷蔵保存することが大切です。冷凍保存の場合は、2〜3週間程度持たせることができるので長期間保存をしたいという場合は冷凍保存を行なってください。

すぐに食べる

2つ目の方法は腐ってしまう前にすぐに食べることです。ホタテは生物なので、保存することもできますがすぐに食べた方が美味しいです。そのため、保存できるからといって放置しておくのではなく、なるべく早く食べることを心がけてください。

この2つのポイントさえ押さえていれば、ホタテが腐って無駄になることはありません。いつから保存しているかがすぐにわかるようにしておいてください。