稚貝を回収するため、海に「採苗器(さいびょうき)」を投入します。
採苗器とは、海の中で生まれた卵や幼生を付着させて採集する、網状の道具です。
3~4ヶ月後に回収すると、数ミリの大きさの稚貝がたくさん付着しています。
採苗器を回収して、稚貝を採集します。
採集した稚貝からサイズの小さいものや変形したもの、雑物などを取り除きます。作業後は育成用のカゴに入れ、海の中に戻して育てていきます。
大きくなった稚貝を再び選別し、大きめのカゴに入れ替えます。
稚貝を回収し、耳の部分に穴をあけて糸で繋げていきます。
繋げたホタテは沖合いの養殖設備まで運び、カーテン状に吊るします。
半年ほど経過すると貝の表面に付着物がたくさん付くため、一度引き上げて洗浄します。
耳吊りして1年半ほどで、厚みのある美味しいホタテに成長します。
陸揚げし、貝の表面の付着物を丁寧にこそげ落とします。
キレイになったホタテを、新鮮な状態で出荷いたします。
過酷な環境下で長い期間をかけて育ったホタテは、旨み・甘みがたっぷりです。
是非、お召し上がりくださいませ。
ホタテは基本的に通年出荷しておりますが、 下記の時期は、作業のため出荷をお休みいたします。
ホタテの生育状況や気候などによって前後する場合がございますので、 詳しくは お知らせをご確認くださいませ。