ホタテの汚れを落とす

まずはホタテを流水でよく洗ってください。同じ貝類のあさりなどは砂抜きをしなくてはいけませんが、ホタテに関しては必要ありません。ボウルにホタテを入れて、流水で勢いよく洗えば汚れはほとんど落とすことができます。

また、貝殻の表面の汚れは落ちないので、気になるという方はブラシを使って掃除をしてください。もちろん、食べるのはあくまでも貝柱の部分なので貝殻の表面が汚れていても問題はありません。

ホタテを洗う際の注意点ですが、貝殻で手を切らないようにしてください。流水でもみ洗いをしていると、ついつい手を切ってしまう場合があります。不安な方は手袋をするようにしてください。

調理の前の下準備としてはこれで完了です。

フライパンに並べて熱する

次にホタテをフライパンに並べていきます。ホタテ同士が重ならない程度であれば問題ありません。

そして一旦、フライパンを熱していきます。

お酒を入れて蒸す

ある程度フライパンが温まってきたら、お酒を入れてあげてください。蓋をして、しばらくの間放置します。

蓋からホタテの殻が開いていないか確認して、開いていたら蒸すのは完了です。最後に塩で味を整えればホタテの酒蒸しの完成となります。

このように非常に簡単な調理方法なのに味は絶品です。まだ酒蒸しを試したことがないという方は、ぜひお試しください。

お酒が苦手な場合はバターと醤油を追加する

この酒蒸しのレシピは味付けがシンプルなので、お酒の香りを強く感じる場合があります。お酒の風味が強いのは苦手という方は、ホタテの殻が開いたところにバターを入れてみてください。

バターを入れてからしばらく焼いていき、最後に醤油を入れれば酒蒸しバター醤油が完成します。これであればバターの香りとホタテの香りが相まって、お酒特有の香りはほとんどありません。

バターと醤油を加えるだけでできるので、酒蒸しをする際は２つの味付けをしてみるのも面白いかもしれません。

注意点としては塩を加える量についてです。バター醤油で味付けをする際には、醤油に塩分が含まれているので塩を加える必要はありません。

また、料理酒を使って酒蒸しをする場合は料理酒に塩分が含まれているので、塩を入れると塩分過多になってしまいます。そのため、加える量には注意をしてください。

お酒として白ワインを使うのもおすすめです。風味を大きく変えることができます。ぜひ、いろいろな調理方法を試してみてください。